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懐かしの神保町

  • 執筆者の写真: UMU
    UMU
  • 2018年4月3日
  • 読了時間: 2分

更新日:2018年5月15日

今年の3月末日で神保町の天ぷら・とんかつのいもやが閉店になったそうで・・・。

ぼくは20代後半から30代半ばくらいの頃、ジャニスというレンタルCD屋さんでCDを借りるために、週一で神保町に通っておりました。


その頃はまだ、YOUTUBEで今ほど音楽を聴く(見る?)こともできず、もちろんApple Musicもなかった時代です。

ジャニスでは確か新譜1枚を買うくらいの値段で7~8枚のCDをレンタルできたと思います。

邦洋楽のスタンダードから廃盤になってしまった音源や中々手に入らないような珍しいCDがたくさんおいてあったので、貧乏人のぼくは毎回(毎週)10枚くらいCDを貪ってレンタルしておりました。


その当時はCDを借りると借りた金額の約半額分の割引チケットがもらえたので、そのチケットを使って返却のときにまたCDを借りるという無限地獄(ジャニスループ)に陥り、繰り返しレンタルをしてしまうのでした。


そんなこともあり、毎週神保町に通っていたのです。


CDを借りた帰り道に古本屋さんや楽器屋さんを覗いてカレーを食べて、

時間があれば喫茶店でコーヒーを飲んだり。

閉店してしまったいもやさんにもお世話になりました。


年の瀬の慌ただしい時期の夕方。

いつもより交通量の多い靖国通りを沢山のCDと本を抱えて歩いているときのなんともいえないソワソワとした夢心地な気分も懐かしいものです。


いもや閉店を耳にして、そんな在りし日の神保町を思い出しました。


その後、配信やYOUTUBE、Apple Musicの恩恵を受け、いつのまにかCDというメディアを手にすることが少なり、次第にジャニスや神保町から足が遠のいていきました。

今となっては我が家にはCDプレイヤーすらありません(CDドライブとレコードプレイヤーはあるけど)。


ほんの10年くらい前の話。

でもすごく昔のように感じます。


写真:神保町の裏通り


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