とある作家の方と飲んだときに教えてもらった60~70年代のエチオピアの音楽。
ぱっと聴いた感じでは、
同時代のアメリカのソウルっぽさやサイケな雰囲気、レゲエやスカっぽい感じもあり。
曲によって少しジャジーでもっと古いテイストのものも。
ただ、どうか考えても直球ではなく、
音源の音質はだいぶやられてて、リズムも多少よれている感じ。
どこかエキゾッチックな香りも。
そんな混ざり具合がなんとも素晴らしい。
まだ聴き始めなので間違っているかもしれないけど、何曲か聴いて気がついた点。
1、音階(音階)が不思議
2、リズムや使用楽器はいわゆるその当時のロックやソウルと同じで、特に民族楽器などは使っていない(ぼくの聴いたものに限る)
3、独特の音質やミックス具合で世界観がさらに不思議なものになっている
4、アジアっぽさもあり。曲によって和な雰囲気も。聴いていると日本の寂れた田舎の夏が思い描けたり、チンドン屋が連想できたり
特に興味深いのは4。
日本の歌謡曲やニューミュージックも当時のアメリカの音楽に影響を受けていたので
その質感での懐かしさも当然あるけれど、そうではなく、どちらかというもっと土着的というか。
ソウルやR&Bのバックバンドを従えて、民謡や念仏的なものを歌って(唸っている)感じ。サックスの質感がチンドン屋っぽいのか。
異国の音楽を聴いて、
その国と全然繋がっていさなそうな日本のうら寂しい温泉街へ飛んで行く謎のトリップ感。
時代も限定している上に、昨日今日聴き始めた素人でなので間違っていたらすみません。
まだまだこれから研究の余地がありそうな。
まずは、アーティスト名を覚えないと。
そもそもなんて書いてあるか読めないからね。
そっから学ばないと。
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